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比企管内の救急診療体制 市民病院が外れると…どうなる?どうする!

2007年 12月 2日

12月から休止となる「市民病院の休日・夜間救急診療」について心配する市民の声は、日増しに高まっています。

去る21日、党市議団は比企広域消防本部を訪ね、須藤勇消防長及び担当職員2名と市民病院の「休日・夜間救急診療休止」の影響について懇談し、率直な意見交換を行いました。

18年度の救急業務による搬送人員総数は7062人。このうち約78%、5442人が管内、残りの22%が埼玉医大病院など管外の病院に搬送されています。救急救命士は現在27名配置され、さらに養成に努めており、県下でもトップクラス、との説明がありました。

須藤消防長は、「今回の件については、正直、心配しています。市民病院は18年度の実績で搬送人員が1152人、約21%でしたから、影響がないとは言えません。しかし、私たちは管内・管外の病院と連携を強め、救急業務に最善の体制をつくる努力を重ねています」と決意を述べています。

また、「先月行われた第10回全国消防コンクールのホームページ部門で最優秀賞を受賞しています。ぜひごらんください」と消防長は胸を張りました。

救急医療の輪番制は?

今年1月から10月までの市民病院への救急搬送件数は1044件。このうち、診療時間外は650件で、約62%になります。

比企医療圏内の救急医療指定病院の中で、埼玉成恵会病院(1773件)、小川赤十字病院(1390件)に次ぐ市民病院(1152件)が輪番制から外れるという事態は深刻です。既に管内の救急搬送は精いっぱいの状況であり、最近では、日高市の国際医療センターへの重症患者の搬送がふえているとの指摘もあります。

消防本部との懇談後、瀬川病院が救急医療指定病院を辞退したとの連絡が入り、救急医療体制と市民病院の救急医療の再開は緊急課題となっています。

(週刊「民主松山」 1763号)